遊ぶ場所について 狭い場所で遊ぶと家具やインテリア等に猫がぶつかって怪我をしたり、大事なものが壊れる恐れがあるので、なるべく広い場所で遊んであげてください。
1テーブルなどの移動できるものはずらして広いスペースを確保する。 2壊されて困るものは片付ける 3花瓶に注意。ひっくり返されると後が大変。 4ガラス(ガラスのドアなどにも注意)、先のとがったものがあるところでは遊ばない。
猫が噛み付いているおもちゃを無理に引っ張らない。 猫の歯を痛めるので、絶対に力任せに引っ張ったりしないでください。特に細い糸でおもちゃを釣ってあるタイプのものは、糸が歯茎に食い込んで切れ、血が出てしまう事があります。
遊び道具を作ろう
◆ビニール袋 買い物後、後片付けしたのに、スーパーの袋がまだ膨らんでいる。 なんだろうと手を出すと、ガサッという大きな音とともに猫の爪が手に食い込んで痛い思いをしたことはありませんか? 恐る恐る中をのぞいてみると、かわいい猫が目を真っ黒にさせて、獲物(飼い主の手)を狙っています。こうなると迂闊に手が出せません。 猫はガサガサ音のするものと、狭い所が大好き。この2つの要素をもったスーパーのビニール袋は格好の遊び道具です。
◆銀球 ティッシュを2・3枚丸めて、アルミホイルでくるみます。軽くてよく転がる銀球の出来上がりです。銀玉を猫に与えると一人サッカーを始めます。エキサイトしすぎて壁を駆け上ったり、遠くに投げると口にくわえてとってくる猫もいるようです。
◆段ボール箱 猫が入れる大きさの段ボール箱とカッターナイフを用意します。 はじめに、箱に猫が出入りできるような大きさの穴を開けます。その他、名刺大の穴を沢山開けます。このときカッターを使うと楽なのですが、製作中も猫が箱に入りたがって非常に危ないので、猫を別室に移すなど対策を取ってください。 次に、定規か、先のとがっていない棒を用意します。出来上がった箱に猫を入れ、定規を穴からのぞかせるように差し入れれば、猫は手だけを出して定規を捕まえようとします。いろいろな場所から定規をのぞかせるようにすると効果的です。獲物を狙って空回りする手はとても力強く、野生の一面と愛らしさを堪能できるでしょう。
◆座布団と定規 古い座布団か、固めのクッションを用意します。座布団の手前のほうを半分だけ軽くめくり、その中に30センチ以上の定規を差し入れます。定規の先を座布団の向こう側からのぞかせると、猫は外出するのもやめてこっちに向かってきます。あとは飼い主のテクで猫をひきつけましょう。定規をいろんなところから出したり、左右にすばやく動かしたり、飼い主が定規を動かすのをやめるまで、猫は座布団の前から動けません。
◆髪結いゴム >>フラッシュMovie(114KB) 猫は、弾力のある、髪結い用のゴムの噛みごごちが大好きなようです。なるべく太目のものを選んでください。直径6センチくらいの輪っか状にして放置しておくと、いつのまにか爪に引っ掛けて空中にほおリ投げたり、噛み付いて遊んでいます。ただし、そのままだと誤ってネコがゴムを飲んでしまう事があるので、ゴムに太目の紐をつけておきます。紐でゴムを揺らして猫を釣れて一石二鳥です。
◆ハタキ(鳥の羽で出来たもの) 猫がハタキ好きなのは周知の事実なのですが、さらに喜んでもらうために、ハタキを鳥の羽で出来たものにグレードアップさせましょう。きっと、眼をぎらつかせて狙ってくるはずです。ハタキも猫のお口の匂いで臭くなるまで(かなり臭い!!)使ってもらえば本望だと思います。
◆ペンライト 部屋を暗くして壁にペンライトで光を当てます。光を動かすと、猫はそれを追いかけて遊びます。ただし、周りに物がないところで遊んでください。飼い主さんも暗闇の中にいることになるので、手元が狂うなどで猫が思わぬ場所に飛び掛ってケガをしたり、大事な物が壊れてしまう事もあります。
◆梵天丸付きの木製耳かき 耳かきの先っぽについているホワホワした白い毛の事を梵天丸といいます。梵天丸は鳥の羽毛で出来ているので匂いが猫の狩猟本能をくすぐります。ハタキよりずっと安価に入手できるのでお勧めです。 未使用の耳かきのヘラの方を持って、梵天丸を猫の左右のほっぺたにポンポンと当てると、ネコはまず匂いをかぎます。鳥の匂いをかぎ分けると、梵天丸を口に入れようとして必死になってきます。後は耳かきを床の上で左右に振ったり頭の上にポンポン当てたりして遊んであげてください。ただし、梵天丸を食べられないように注意してくださいね。少々の汚れならハンドソープや食器用洗剤などで洗って乾かすと再びふわふわになります。 |